新井先生、自分で「歩く単位」だと言っていた。でも、落とす人もいるんだとか。要はテストの時に持ち込みが許可されるA4用紙1枚裏表にどれだけ書き込めるかにかかっている。作品名と作家名、用語説明、英文訳って結構な量だしね。でも、出席点が40点もあるから、単位くらいは取れるだろう。授業、時折脱線あり。他の先生の話もあれば、勉強の仕方の話もある。卒論で、新しいテーマを見つけろとか言うけど、無理だよなって話になった。で、新しい作家は論文が少ないから変えた方がいいのではと言われてどうしようと相談に来た学生の話になった。新井先生は、いや、好きな作品作家をやるべきだと猪野先生とは逆の判断。でも、評価するのが猪野先生だったら・・ねえ、って感じもする。訳させるだけじゃなくて、考えさせる授業って言うのも面白いわ。これっていう答えがグループ内で見つかるとは限らず、他のグループの意見を聞いてそうかって思うことが多い。なんせ、他の3人は英文学専攻じゃないんでね。全然知らない話の一部分を訳せって言われても、まあ分からないよな。あらすじ知らないとね。それにしても、全然眠くならない授業。なぜ新井先生が腱鞘炎になっているのか不可思議。
にほんブログ村
「英米文学概説」初日(2019年8月)
133講堂は広いわ。142講堂は狭いし窓側だとメチャ冷房が効いて寒いし。今どき全館空調ってね。トイレに行くと大は全部埋まっている。というか、すごい数の小便器。さすがは法学部って感じ。女子トイレは大丈夫なのかね?事前送付課題があるとシラバスに書いてあったので待っていたが来ず。さすがに遠方から来ている人なんて今更郵送されても困るよね、と思ったが、もしかして送付と言いつつポータルサイトからダウンロードしろとかか?で、前日いそいそと見たところ、事前送付課題はなくなりましたと。ま、予習要らなくなってラッキー。新井英夫先生、快活で元気いいわ。スライドを使っての授業で、分かりやすい。松山大学の教授だといっていたが、まあ日本大学出身なんだろう。英語の参考文献について話したが、結構レベルを下げた感じの紹介。まさか代ゼミの参考書を挙げるとはね。4人一組でグループを組まされたが、周囲に座っている人ではなくてチンパンジーとかゴリラとか、性格別に分けて組ませるという、なかなか面白い取り組み。うちのグループも男女半々で年齢もバラバラといい感じになった。授業内容はなかなか面白い。最初にハリーポッターを取り上げて、しきりにパクリパクリだといっていたけれど、文学の技法なんだと最後にオチ。英文を訳させるけれど、どこがどうと指摘するわけでもなく、最後に先生がしっかり訳し方を言ってくれる。画像も豊富に取り入れ、英文を読ませて考えさせるという授業、眠る暇がなかった。
にほんブログ村
「イギリス文学史Ⅱ」最終日(2019年8月)
最終日、今日は午前中に3人やって、午後は1人の作家、そして自習時間、テストなんだそうだ。テストはプリント、ノート参照可。作家作品を聞く穴埋め問題が30問、例文を出して作品名を書かせるのが5問、計35問だそうだけれど・・そんなに作品やったっけ?学生が心配して、授業でやったものが出るのか聞いていた。「もちろん。」と猪野先生は言っていたが、だったら、皆全問正解では?というか疑心暗鬼だけどね。カズオ・イシグロの映画は結局最後まで見た。というか、2人の作家しかやらなかったのでは??午後、眠っている人にもったいないと言っていた。プリントをたくさん配ったところで帰ったら読まないだろう、だったら今読んでおいたほうがいいと。でもさ、映画のときも周りは寝ている人だけでなく、LINEやっていたりゲームしていたりと結構見ていない。映画は勿体ないよね。でも、見ても面白くないからこういうことしてんだもんね。英文専攻でこの授業がつまらないんだったら一体何のために入ったんだか。ま、いいさ。テスト、前に猪野先生の授業を受けた人が、スキャンしてアウトプットするのを先生は求めているんだと言っていた。テストは確かに穴埋め問題、時間内にどこに書いてあったかをひたすら探すというようなテストだ。30問と言いつつ1問抜けていたけどね。まあ、これ落とす人ってプリントを忘れたって人以外にはいないだろうな。
にほんブログ村
「イギリス文学史Ⅱ」2日目(2019年8月)
今日はまずはオーランド、そしてウェルズ。シラバスでは14人載っているけれど、この調子では12人がやっとなのでは?ダロウェイは字幕なし、透明人間は白黒の映画。最初と最後を見る。最後なんて見ちゃったら面白くないじゃんと思いつつも、どうせあらすじを読まされているしね。何ていったって、読んでいるだけだからこっちが先に読み進めていけば先に終わってしまい、結局2,3回プリントを読むと言う繰り返し。そういや、このプリントは梯子に過ぎなくて実際読まないと血となりに句にはならないからと言っていた。テストが終わったら捨てて構わないと。いや、最初からそのつもりだけどね・・。卒論の話になった。卒論で悩む人が結構多いし、去年は3人泣かせたと言うんだから、口頭試問も苛烈なものなのだろう。先生は古典を薦めた。現代作家だと評価が固まっていないから論拠が貧弱になってしまうそうで。猪野先生は卒論でキーツをやって、好評価だったと言っていた。法政に潜りでジョイスを聞きに行ったとも言っていた。今どきも潜りでっているのね。でも、大学院だったら人数少ないし、すぐに分かりそうな感じもするが。
「イギリス文学史Ⅱ」初日(2019年8月)
9時からなんで、早めに家を出て、15分前に着く。昨日の晩に講義室は調べたけれど、エレベーターは全然来る気配がなかったから歩いて4階へ。もう猪野先生がいて、席も結構埋まっている。前に置いてあるプリントを取るらしい。A3両面刷り2枚がホッチキスで綴じられたプリントが11セット、それだけでも膨大なのに、さらに本の抜粋がそれぞれあるらしい。そんなん配ったり確認していたら20分が経過。猪野先生、だいたいがそのプリントをそのまま読んで、本の抜粋を黙読させてという、解説ほぼ無しのスタイル。ま、文学史と言うより本のあらすじ紹介なんだよね。ただ、あらすじは結構ガッツリ長め。だけど、荒いあらすじと言うか、断片的でつながっていないと言うか、あんまりあらすじ自体がエッセンスと言う感じではない。先生が寝息がうるさい人がいるから起こしてあげてと言っている。ま、スースー程度だけど。でも、こんなに寝ている人多い授業ってなかなかない。最後は順番を入れ替えてジョイス。アイルランドの作家で猪野先生の研究対象なんだそうだ。ま、正直読みにくくて、きっと読むことはないだろうと言うような小説。ジョイスを授業でここまでやれる人はそういないと自負していたが、熱量にかなり温度差があるな。最後、15分余ったので、プリント配りタイム。たしかにシラバスにプリント多いと書いてあるけれど、まあ本当に多いわ。